浜松市中区の股関節痛みがあっても動けるカラダを作る整体院カラダコンサルSIOです。
本日は、股関節を曲げた時の脚の付け根の痛みについてある動きにチャレンジをして頂きたいと思います。
今回の動きは、脚を曲げた時の股関節の痛みのみならず、日常の股関節周辺の動作時痛や安静時痛にも関わることなのでぜひお試し下さい。
なお、文字や写真が多くなるため今後3回に渡って紹介していきたいと思います。第1回目は【通常屈曲編】:写真3枚、第2回目は【外に屈曲編】:写真2枚、第3回目は【屈曲外廻し編】:写真1枚となります。
今回は股関節【通常屈曲編】です。
・股関節部基本情報
真っすぐに股関節を曲げること・脚をお腹方向に曲げることを屈曲と言います。
ここで、股関節部屈曲の参考可動域をお伝え・共有したいと思います。
関節可動域(出典:日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会)
下肢測定・屈曲:参考可動域125度
こちらはあくまでも参考です。上記の可動域付近が望ましいですが、計測方法も計測者によっても差異があったり、医師の検査でも目測で計測しているのが殆どです(つまり医師により差がある)。そのような計測方法が多いために、診断書などの公的書類の話になった時には問題も出てきます(その件については重要な問題なのでいずれお話したいと思います)。今回は、あくまで参考可動域の共有なのであまり気にしなくても構いません。
それでは、早速はじめていきましょう!!
・チャレンジ前の注意点
体調不良の方、何もしていなくても股関節付近に痛みがある方は、症状が落ち着いてからチャレンジして下さい。
片方の脚を曲げていき脚の付け根に痛みが出たところでゆっくりと戻してあげてください。無理矢理強い力で行わなければ損傷することはないので安心してください。
【チャレンジ項目】股関節の屈曲
屈曲して頂き脚の付け根付近に痛みを感じた場所と痛みの程度を覚えておいてください。余裕があったら可動域も覚えておいて下さい。
まず、平らで安全な場所に仰向けで脚を伸ばして寝て下さい。次に、ゆっくりと真っすぐに脚をお腹の方向に曲げていく股関節屈曲の状態を作って下さい。
下の写真のような体勢を作って頂きます。
殆どの方が、曲げはじめは痛くないが脚がお腹に近づくにつれ脚の付け根が痛くなる又は詰まった感覚があるかと思います。
何故、脚の付け根に痛みが出る(詰まった感覚)のかというと骨と骨が近づく際に筋肉・関節胞・靭帯などが単純に骨と骨に挟まれていることが原因の一つとなっている可能性があります。
そんな筋肉の奥のことはわからないよと思う方もいると思いますが、実際簡単な動き方を変えるだけで骨盤と大腿骨に筋肉・関節包・靭帯が挟まれる状態から解放され脚の付け根の痛みがなくなることがあります。
現在の脚の付け根が「痛い」という状態が発生している原因はあなたの身体が単純に動きが悪いだけで症状として出ている可能性があります。
それを見極める方法の一つとして、
第2回目の【外に屈曲編】と第3回目の【屈曲外廻し編】にチャレンジ頂き痛みが減少するのであれば、今まで痛みがあるのは仕方ないと諦めていた方でも改善する可能性は十分にあると思います。
【本日のチェックポイント】
通常痛みが出ないがゆっくり曲げていき股関節・脚の付け根付近に近づくと痛みが出る方は、現在のあなたが股関節、脚を曲げる体勢が作れていないだけの可能性があります。
それでは、次回の【外に屈曲編】お楽しみに!!
浜松市中区動けるカラダを作るSIO治療院
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